
家時間が増え、旦那が家から働くようになってから、私たちの家では3時のおやつが日課になりました。
掃除や洗濯をしていると、あっという間に過ぎていく午前中とは異なり、ゆっくりのんびり流れる午後時間に一区切りをつける『3時のおやつタイム』は、家で過ごす時間が増えた私たち夫婦のお気に入りの時間でもあります。
6月に入り、秋から冬に向かっているオーストラリア、メルボルン。温かいコーヒーや紅茶を入れながら、今日のスイーツは何にしようかと考える時間は、私にとって日常の中のちょっとした、”ポッ”と心が弾む瞬間です。
仕事が休みで、時間がたくさんある時は午後のスイーツを手作りすることもあります。…と言っても、ぱぱっと料理が好きな私は、とにかく早くて効率が良くて、簡単なものばかりなのですが。
そんな私が今回挑戦したのはシナモンロール。
シナモンロールと言えば、10年以上前私がまだ大学生だった頃、留学先として過ごしたカナダで出会った味でもあります。買い物の度に通った有名なシナモンロールのお店からは、甘くてとろりとしたシナモンの香りがして、その味と香りにすっかり虜になってしまったのを今でも覚えています。
家中に広がったシナモンの魅惑的な香りは、あの頃の懐かしい思い出を呼び起こしてくれました。カナダの大自然と冬の寒さ、あったかなシナモンの香り…今日の3時のおやつは、昔のほっこりとした思い出と共に、シナモンロールです。
今回ご紹介するレシピは、イーストを使わず発酵がいらないので、簡単にすぐできます!
【材料】シナモンロール6個分 (マフィン型サイズ)
・バター 40g
・プレーンヨーグルト 130g
・強力粉 200g
・ベーキングパウダー 5g
・砂糖 30g
・塩 2g
・シナモンシュガー (シナモン小さじ1+砂糖大さじ2)
アイシング
・粉砂糖 (砂糖でも可) 40g
・水 小さじ2
【作り方】
1.溶かしたバターとヨーグルトを混ぜておく。
2.別のボールに強力粉、ベーキングパウダー、砂糖、塩を加えてさっと混ぜたら、①を加えてヘラで生地がまとまるまで混ぜる。ボールから出し、手で2分ほどこねたら丸めてボールに戻しラップをして10分ほど置く。
3.小麦粉をしいた台に生地を出し、麺棒で20cm×20cmほどに伸ばす。溶かしバター(分量外)を塗り、シナモンシュガーをふる。(最後に振りかける用に、シナモンシュガーを少しだけ残しておいてください)
4.生地をロール状に巻き、巻き終わりをしっかりと止める。巻き終わりを下にして、6等分にカットする。
5.紙型を敷いたマフィン型に、切り口を上にして乗せる。シナモンシュガーを上からふりかける。
6.190°に予熱したオーブンで15分焼く。焼きあがったら冷ましておく。
7.アイシング用の砂糖と水を混ぜ、上からかけて出来上がり。
皆さんも、3時のおやつや朝食に、いかがですか ♪