タルト・タタンでバレンタイン。

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Photo by Dilyara Garifullina on Unsplash

オーストラリアに来てから5回目のバレンタインデー。

女性がチョコレートを男性にあげる日本の風習から離れつつも、折角のイベントだし、日頃の感謝を料理で伝えるのも悪くないかも、とふと思ったバレンタインデーの朝。

真夏の2月のオーストラリア、どうもチョコレートを作るという気分にはならず、旦那の好物のひとつで、私も挑戦してみたいとずっと思っていたスイーツ、タルト・タタンを作ることに決めました。

マーケットでたくさんのりんごを買ったら、バターをたっぷり使ったタルト生地を作成。生地を寝かせている間にりんごを煮詰めます。部屋中に広がったりんごのコンポートのあまーい匂いはなんとも幸せな香りで、勝手に笑みがこぼれてしまうほど。

時間はかかったけど、初めてにしては上出来。サクサク食感のタルトとバターとシナモンが香るりんごのほろりとした甘さがとっても美味しくって、私って天才かも!と思わずにんまり。

バラの花束をバレンタインデーのプレゼントに買って帰ってきた旦那も、家のドアを開けるなり広がるあまーい香りに「今日は何を作ったの?」と。思いがけないバレンタインスイーツに大喜びだったのでした。


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