
Photo by Gaelle Marcel on Unsplash
ほとんど病気にもかからず、なんでも皆勤賞なことが多い私ですが、先日久しぶりにひどい風邪をひいて一週間ほど寝込んでしまいました。
オーストラリアに住んで4年、何でも食べる私は特に食に困ることもないのですが、やはり病気になって食べたいのは日本食だな、ということに気づかされました。
子供の頃から食欲がない時の定番として食べてきたのは、たまごのお粥と煮込みうどん。
普段は特にすごく食べたい!と思う2品ではありませんが、育ってきた食環境というのはしっかりと体に蓄積されていて、病気になると子供の頃お母さんが作ってくれた、お粥とうどんが無性に食べたくなるのです。
この風邪の期間、うどんをすする私の隣で、私のパートナーはパスタを食べていました。
あっさり醤油味のうどんを食べる私と、こってりクリーミーなチーズたっぷりのパスタを食べるスイス人の彼が対照的で、国際結婚ってこういうことよね~となんだか面白いなと思ったのです。
国が違えばもちろん育ってきた食文化も違く、体調が悪い時に食べたいものというのは、国によって違うんだろうな、と思った経験でした。
そう言えば、日本では飲んだ後の〆の定番はラーメンですが、カナダに住んでいた頃はよく飲み帰りにピザを食べた気がします。ここ、オーストラリアで私のパートナーはお酒の〆にケバブを食べてくるので、酔って帰ってくるとアルコールとニンニクと玉ねぎの強烈な匂いに、あぁ、今日もケバブ食べてきたのね、と分かるのです。
食の定番って一歩国を出てみると色々なんだな、と。
風邪をひきつつ、そんなことをぼーっと考えていた一週間でした。
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