半年ぶりに日本へ行くことになりました。今回は友達の結婚式への出席と、実家への帰省を兼ねて、北海道にも夫婦で一週間ほど旅行をしようかと。
この時期南半球のオーストラリアは秋から冬へと向かっているので、日も短くなり、寒さが日に日に増しています。それに引き換え、5月の日本は春から初夏へと向かう清々しい季節。太陽の匂いやだんだんと温かくなる夕方の空気感に思いを巡らせたりして、日本への渡航のわくわく感に胸をときめかせています。
南半球から北半球への旅行は、常に季節が真逆なので、洋服選びにも頭を悩ませます。
しかも、半袖にジーンズとカジュアルな恰好が主流なこの国に反して、帰国した際にいつも思うのですが、日本の女性たちって本当にいつもファッションに敏感で、きちんと綺麗な恰好をしているので、ラフな服装に慣れてしまった私の＂女子力＂をＯＮにする意味でも、日本への滞在は必須なのです。
四季がきちんとあって、ＴＰＯに合わせた服装が好まれる日本の文化があるからこそ、私たち日本人のファッションの感覚は自然と研ぎ済まされているのだと思います。だって、ファッションにルールは無いってよく言われるけれど、やっぱりお洒落な人って、その場にあった服装をさらりと着こなしている人だと思うからです。
そんな訳で、いつも私のスーツケースの荷造りは、服選びから始まります。
どんなシチュエーションでも、さらりと着こなせるように、どこに何を着て行こうかと考えながら。旅への思いに胸を躍らせる、私のお気に入りの時間のひとつです。
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