休日はどう過ごす?公園と母のお弁当のおはなし。

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自然と街がとっても心地よく共存しているな、と思わせてくれるメルボルン。緑がたくさんの公園が至るところにあります。

私はシティに住んでいるのですが、家から10分も歩けばボタニカルガーデンに着きます。この公園、とにかく広い。たくさんの木々と、鳥の鳴き声、緑に囲まれ、週末のお散歩コースには持ってこいの場所です。

思い思いに寝転んだり、ピクニックしたり、ランニングをしている人が多く、メルボルンっ子は、公園でのひと時を生活の一部にしている感じがして、何とも健康的だな、と思います。

晴れた休みの日は、自分のためにお弁当を作って、美味しいコーヒーを水筒に入れて、読みかけの本を持って、公園に出かけることもあります。

自分のためのリラックスした時間を取るのも大事だなと、歳を重ねるに従って思うようになりました。今日はのんびりしたいから、どこかへ出かけるほどの元気はないけれど、かと言って家でだらだら過ごすのも勿体ないなんて日には、この"公園で過ごす"ひとときがぴったりなんです。

 

学生時代は毎日食べていた「お弁当」も、大人になるとなかなか食べる機会がなくなりました。サンドイッチ、卵焼き、おにぎり、金平ごぼう。だから"公園で過ごす日"は、お弁当を食べる唯一の楽しみの日でもあります。

私が小さい頃母は、大事な日には私の大好きな唐揚げをお弁当に入れてくれました。運動会や、遠足、部活の試合。ここぞという時のパワーは、母のお弁当からもらっていたのではないかと思います。

お弁当を作りながら、そんな子供の頃の思い出を振り返ってみたりして、それだけでも心がほわっと温かくなる気がするのです。「愛情のこもった美味しい料理は人を幸せにする」という、いつの頃からか持つようになった私の信念は、子供の頃の母のお弁当と私の関係にあるのかもしれません。

 

 

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