Work environment in Australia / オーストラリアで仕事をすること。

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Photo by Sebastian Mantel on Unsplash

オーストラリアに来て、早3年。友達に、「オーストラリア生活はどう?」と聞かれると、いつも浮かぶのが「ストレスフリーでリラックスした生活をしているよ」という答えです。

私は週5で仕事をしているのですが、社会人になってからこんなに自分の時間があると感じるのは、オーストラリアに来てからのことです。

20代前半、日本で社会人として働いていた頃は、正に朝から晩まで仕事漬け。終電にダッシュで飛び乗って、家路に着くのは深夜遅くなんてことも当たり前だったし、休日返上出勤なんてことも多々。

それに代わって、オーストラリアの仕事環境はどうかって。基本、残業なんてしたことないし、早く出勤した日は早くに終わる。日本では、アフター5なんて言葉があったけど、今の私はアフター3が楽しめちゃうことも。

つくづく思うのは、こっちの人は本当にみんな、きちんと仕事とプライベートを切り替えて、プライベートの時間をちゃんと大事にしているってこと。休まないと、仕事できないでしょ?て言う感覚。だからバケーションもきちんと取るんです。年に一度は長い休みを取って海外旅行、なんてことは当たり前。気づけば私も昨年は3度も長期の休みを取って、日本に帰国したりと、オーストラリア外へと足を伸ばしていました。上司に申し訳なく長期休みのお伺いを立てる、なんていう日本の感覚からは程遠く、休みが取れるなら取らなきゃ勿体ないでしょ、と。それを前提にしているから、休みの申請をして嫌な顔をされるなんてことはなく「あら、次はどこへ旅行に行くの?」と上司との会話が始まるだけ。ストレスフリーって、こういうちょっとしたことでも心配する必要がなく過ごせる環境のおかげなんだな、と日々思うんです。

ある時同僚と話していた時のこと。彼は、「最小限のエネルギーを使って、最大限の仕事をするのがモットー」だと。「常に一生懸命」が良い、とされる日本の社会で育ってきた私からすると、彼のこの言葉はオーストラリア人の仕事観をとてもうまく表現していて、思わずう~む、なるほど、と納得してしまったのです。

オーストラリアの仕事環境は、オーストラリアの人たちの人柄と一緒で、のんびりリラックスしています。常に必死じゃ疲れちゃうから、ちゃんと心と体に素直に、休む時はちゃんと休みなさい、と。とても健康的だなぁ、と思うんです。

 

 

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